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甲陽興産の考える地域貢献
企業の社会的責任

Corporate Social Responsibility

「ゴミハゼロ」という世界の実現が私たち甲陽興産の願いです。廃棄物ゼロの社会システムを構築し、自然と産業が共生する社会は、あらゆる人びとに共通する夢でしょう。その夢をかなえるために必要な「変える力」が、甲陽興産という企業にとっての社会的な責任です。私たちは地域の皆さまとともに行うさまざまな活動を通じ、社会に貢献していきたいと考えています。単なる廃棄物の処理だけでなく、地域社会の人びととのつながりを大切にしたいと願っています。まだ小さな「変える力」かもしれませんが、いずれは大きく「夢をかなえる力」に育てていきたいと思います。

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出前環境講座

環境教育の一環として、将来を担う子どもたちに向けた「出前環境講座」を実施しています。これまでに本社のある甲賀市内の各小学校を訪れました。子どもたちに環境への意識を少しでも高めてもらうため、資源の勉強、分別体験、積込体験などを行います。これらの活動を通じ「資源の大切さ」「自分たちにもできる環境活動」について学びます。子どもたちに、なぜそれをしないといけないのかを学び理解してもらうことが最も大切なことと考えています。子どもたちに向けた活動ですが、私たち自身もこの学習を通じて、さまざまなことを学びました。まずは子どもたちの手本となる行動。その思い
を胸に今後も環境学習活動を続けていきたいと思います。

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地域清掃

美しい環境に恵まれた住みよい郷土づくりを推進するために、春と秋の2 回、「ゴミゼロ大作戦」と称した環境美化活動に積極的に取り組んでいます。地元甲賀でのゴミ拾いを行い、廃棄物の運搬を通じてお世話になっている道路のカーブミラーを感謝の気持ちを込めて掃除させていただいています。

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花の和プロジェクト

たくさんの花々で美しい街に、という想いから始めたのが「花の和プロジェクト」です。種から育てた花の苗をプランターに植え、地域の皆さまが集う場所に設置させていただいています。プランターの花々には街が「花の和」で包まれるようにという想いを込めています。もっともっと綺麗な花々で、地元の街を明るくしていきたいと考えています。

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「子ども110 番の家」

甲陽興産では、不審者などから子どもたちを守り、安心して学校に通える地域づくりを支援するために、「子ども110 番の家」活動に参加しています。

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カーボン・オフセット

甲陽興産はG7 伊勢志摩サミットのカーボン・オフセットに微力ながら参加させていただきました。法人や自治体によるサミットでのカーボン・オフセットは初めての開催でしたが、国内企業と自治体111 者様によって全量カーボン・オフセットできました。今後も環境に携わる企業としての意識を高く持ち、事業に邁進します。

※カーボン・オフセットとは、「ある場所」での経済活動や生活などで排出された温室効果ガスを、植林・森林保護・排出権購入に
よる削減活動によって「他の場所」で直接的、間接的に吸収しようとする活動のこと。

インターンシップの受け入れ

甲陽興産ではこれまでにインターンシップの受け入れも行ってきました。参加者の声を紹介します。
私は甲陽興産で約1 か月間のインターンシップに参加させて頂きました。私は教員を志望しているのですが、大学生のうちに学校以外の社会を見たい、体験しておきたいという思いでいた中で北角社長に出会い、インターンとして来ないかとお誘い頂いたのがそもそものきっかけです。産業廃棄物処理という普段あまり関わりのない業界であったことも決め手となりました。
一か月間の間には度々実際に産業廃棄物の収集運搬業務に携わらせて頂きました。お得意様の工場の状況が様々であれば収集する廃棄物もその種類や状態は多岐にわたります。そんな現場の中で積み重ねてきたノウハウと状況判断で効率よく対応されているドライバーさんの背中を間近で見ながら、共に現場で作業をさせて頂いたことで産業廃棄物処理の最前線を体験することができました。
営業がお客様との最初の窓口ですが、実際に取引が始まるとドライバーが最もお客様と顔を合わせることになり、そこで信頼を積み重ねて良い関係を築いていくことが重要だとドライバーの皆さんは口を揃えておっしゃっていて、トラックでは会社の看板を背負って走っているという強い責任感とプライドを一人一人が持っておられると感じました。また、日々会社で顔を合わせていた営業担当の皆さんはどこの業者でもできることばかりではなく、他の業者が二の足を踏むような難しい案件にも果敢に取り組み、お客様に廃棄物の処理にかかる費用の削減案や解決策を提案するというチャレンジ精神や、お客様一人一人に真摯に対応する姿勢を見せて頂き、そのやりがいと達成感をもって業務にあたられている姿が印象的でした。
私がこの期間中に任せて頂いた最も大きな任務は会社のリーフレットの英語版の作成でした。日本語版を何度も読み返して英語に翻訳し、並行して収集業務もする中で、甲陽興産が掲げる「ゴミハゼロ」というテーマが社内に根強く浸透しており、一丸となって目標に向かっていることを実感しました。ゴミが世界からなくなることは誰もが望むことであり、それを実現していくために甲陽興産が担う役割はこれからますます大きくなっていくのではないかと思います。その一翼であるみなさん一人一人から聞かせて頂いた、仕事に対する思いや考え方、これまでの経験などは私にとっても財産になったと思います。それらを自分が教師になったときに子供たちに伝えていくことが私の使命でもあると思うので、心にとめてその使命を果たせるような人間になりたいと思います。
今回このような貴重な機会を与えて下さった北角社長をはじめ、多くの学びをサポートして下さった従業員の皆さんに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

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2017年2月 北村昇大

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